FlatCAMの方が良さそう。

今まで必要な機能を持つプリント基板切削用CAMが無かったので独自開発してきましたが、FlatCAMというCAMが見つかり、これの方が良いようなのでpyGerber2Gcodeの開発をやめようかと思います。
FlatCAMの方で今一なことが出てきたらまた開発を再開するかもしれません。

ガーバーデータをG-codeに変換

次のような事ができます。

  • ガーバーデータ(ドリルやエッジ)を表示する。
  • べたグランドを含むパターンをG-Codeに変換
  • 表面、裏面の2面に対応
  • ドリルデータや基板のカットデータを一緒に変換
    • ドリルは1種類しか選べない。エンドミルを想定しているので普通のドリルの刃は使わない
    • 普通のドリルを使うときはドリルの直径を一番大きな穴より大きく設定するとよい。
    • オリジナルマインドで売っている「基板加工カッター 土佐昌典VC」のようなものを使う場合は表面、ドリル、エッジを読み込んで変換してすべてのデータが入っているGcodeファイルを使う
  • 複数回削ることで余分な銅部分を削ることができる
  • ベタグラウンドはポリゴンに対応。以前のようなセグメントでできたベタグランドはうまく行かない時がある。
    • そのうちセグメントでも大丈夫なように直そうかと思うが需要はなさそう。遅いと思う
    • 直ったと思う。Shapelyに関して勘違いしていた

何かおかしなところがありましたら、Google codeのIssuesに問題があったガーバーデータと一緒に書き込んでおいてください。日本語希望

ニュース

  • Windowsで起こる問題を直した。まだあるかも。--2014.9.6
    • Linuxの方がスムーズに描画するし、エラーが少ない
  • 開発を再開した
  • Shapelyパッケージを使うことでかなりの高速化が実現できた。
    • pypyを使わなくても十分速いのでGUIの方でも大丈夫。というかShapelyは今のところpypyに対応していないので、pypyを使うとエラーになる
  • 幾つかのバグを直したけど、まだある

今後の予定

  • バグ取り、ゴミ取り
  • 描画速度の向上
  • ソースの整理整頓。特にグローバル変数
  • 文章の拡充
  • エラートラップの充実
  • 切削パスの最適化(重複する切削パスの削除、移動の最小化など)
  • Python3バージョンを作る

インストール方法

使い方

注意

  • Windowsの場合、wxPythonやShapelyなどをインストールするときに「pip」が推奨されていますが、うまく行かない時があります。その時はWindows専用のインストーラをつかってください。
  • パターンの移動や回転、単位変換などの操作は表面データを使っているので、必ず表面データを読み込む必要がある。
  • もし裏面しかない場合は、裏面を表面として読み込む必要がある。
  • ガーバーやGcodeのすべての機能を網羅していないので、データによってはちゃんと表示しないかも
  • でかいデータを読み込むとハングするかも。
    • CUIバージョンでmatplotlibで表示させるときにハングしたことがある

画像

すべてのレイヤーのガーバーデータ

https://lh3.googleusercontent.com/-syNOnxRJvGc/U_I1fbMwjVI/AAAAAAAAAIo/b1cMmIPDBow/w617-h644-no/gerber1.png

表面のみ

https://lh6.googleusercontent.com/-4in6-bWif_c/U_I1fnoK0uI/AAAAAAAAAIw/EYP9i_jXUec/w573-h603-no/gerber_front.png

表面、裏面、ドリル、エッジを読み込んだとき

https://lh6.googleusercontent.com/-PZJRONQPlIs/U_I1eZqnR2I/AAAAAAAAAIQ/jNtdAmhTrM0/w1004-h777-no/all.png

変換後の複数切削パターン(表面のみ)

https://lh5.googleusercontent.com/-v-u6Ja0SCco/U_I1egeNNOI/AAAAAAAAAIc/Nm5b_ySoLPA/w1004-h777-no/all_cut.png

拡大図

ガーバーデータ

https://lh6.googleusercontent.com/-RSPqS2gdBqM/U_I1gKNBXtI/AAAAAAAAAI4/744FHlHwN4k/w1225-h739-no/gerber_front_zoom.png

切削パターン

https://lh6.googleusercontent.com/-ToEHI5wiR8Y/U_I1fIT0w0I/AAAAAAAAAIg/EbdHd-vuOLA/w1004-h777-no/front_cut_zoom.png

古いバージョンの画像

元のガーバーデータ

https://lh4.googleusercontent.com/-Um7az2AdNlI/Tuwm-4t0yzI/AAAAAAAAABs/N1_g8a__I4g/s512/kicad_pattern.png

元のガーバーデータを読み込み

https://lh3.googleusercontent.com/-E-3obpUpFdM/TuwnS-gTviI/AAAAAAAAACc/PPNopQrWCd8/s640/pyGerber2Gcode_open.png

パターンの輪郭線を生成

https://lh6.googleusercontent.com/-xhAx48Fnjyc/TuwnI-gqPqI/AAAAAAAAAB8/T2vCMM0beuU/s640/pyGerber2Gcode_all.png

ズームしたところ

https://lh5.googleusercontent.com/-qEleN7j5jdw/Tuwnaa5LCHI/AAAAAAAAAC0/JVRdVgMPJKY/s640/pyGerber2Gcode_zoom2.png

輪郭線のみ表示

https://lh3.googleusercontent.com/-g7Yia3U-0Ys/TuwnNQVhOMI/AAAAAAAAACE/Wvc_EqdajaM/s640/pyGerber2Gcode_cut.png

できあがったプリント基板

https://lh4.googleusercontent.com/-xYUSa-cog0s/TwRGY-mohYI/AAAAAAAAADE/b3rb0OL9ajg/s640/pcb1.jpg


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